林道交通安全管理事業

林道管理者等からの委託を受けて次のような林道等交通安全管理に関する業務を行います。

林道の交通安全に関する実態調査

林道利用の実態、動向に関する調査、交通量調査、通行者に対するアンケート調査等を行い、交通安全対策等の基礎資料を作成します。

林道での交通安全指導及び安全思想の啓発普及

観光、レクリエーション、山菜取りなどでの林道利用者の多い時期を中心に宣伝カーを用いて安全呼びかけを行います。
また、通行上の注意事項などを記載した安全チラシの配布やステッカーの貼付を行います。
この安全呼びかけやチラシには、山火事防止、森林愛護、環境美化などについても盛り込み、愛林思想の啓発普及も図ります。

林道安全標識の設置

道路法上の道路標識に準じた標識や、林野庁の指導のもとに制作した林道独自の安全標識などを主要な林道に設置し、利用者の注意を喚起するとともに、利用の便になるように努めます。

地域の交通関係諸団体との協議会の開催

林道管理者、林道利用者、関係する都道府県、市町村、警察署、交通安全協会などの諸団体参加のもとに林道交通安全協議会を開催し、林道交通安全の円滑な確保を期します。

林道交通事故の調査分析

林道交通事故が発生した場合には、事故について調査分析を行い、報告します。

林道施設の点検、交通安全施設の整備状況等の点検

林道の路体、のり面、路肩、橋、ガードレール、カーブミラー、安全標識その他の施設・設備の点検を行います。

林道交通安全に関する施策、手法等の調査分析

林道交通安全に資する政策の立案に資する施策・手法等について諸外国の事例も含めて調査分析を行い、報告します。

報告書の作成

以上の林道交通安全管理関係業務の成果報告と実施結果に基づく所見をとりまとめて報告します。

林道交通安全連絡協議会模様

平成20年度の林道交通安全連絡協議会につきましては、8月下旬より全国各地で開催することを予定しています。その模様につきまして、逐次お知らせする予定です。なお、林道をご利用される皆様は、ふるって協議会等にご参加下さい。
過去の開催事例:過去に行われた協議会の模様をご参考までに掲載します。

北見地区林道交通安全連絡協議会

白樺がいっせいに色づいた10月13日(水)、北海道北見市の駅前にある森と木のPRセンター・オホーツク木のプラザにおいて、北海道森林管理局北見事務所長、網走南部森林管理署長、網走西部森林管理署長(代理)ほかの局・署の幹部のみなさん、北海道警察北見方面本部の近藤企画・指導統括官のご臨席をいただくなかで、北見地区の協議会が盛大に開催されました。林業・木材産業、林業土木などに関係する会社・団体など普通会員と、生田原町などの賛助会員あわせて約40名の出席がありました。

会議では、協会専務理事の挨拶の後、北見事務所長(市川副所長代理)から「最近、林道を走る木材運搬車や作業用機械が大型化しているが、林道は一般道路とは違うので、林業関係者も林道の規格・構造を踏まえた慎重な運転が必要。
啓発・普及活動もマンネリ化しないよう林道安全協会と連携して事故の未然防止に努めたい」との挨拶があり、次いで北見地方木材協会会長(藤沢専務理事代理)から業界としても挙げて林道安全に努めたいとの挨拶がありました。
続いて近藤統括官から挨拶とともに、管内の事故発生状況と林道を含む交通安全に関する講話が行われました。
その後、協議に移り、昨年度の全国の林道交通事故の実態、北海道及び道東地方における国有林を中心とした林道交通事故の実態と事故対策、林道昼間ライト点灯運動などについて協会側から説明が行われ、引き続き意見交換となりました。
常呂森林自然環境ふれあいセンターから、オートバイでの林道走行愛好者が増えているが、マナーが悪いライダーが多く苦慮していることなどの話題提供があり、ライダーに対する林道交通安全の啓発などについて活発な意見交換がありました。

岩手南部地区林道交通安全連絡協議会

東北の山々が鮮やかに色づいた10月27日(水)、北上平野の岩手県水沢市にある岩手南部森林管理署会議室において、東北森林管理局青森事務所長の中野渡副所長、岩手南部森林管理署佐藤署長、遠野支署佐々木支署長ほか森林管理局・署の幹部、岩手県警水沢警察署の佐々木交通課長ほかにご臨席をいただくなかで、岩手南部地区の協議会が開催されました。
協議会には水沢地方森林組合、一関地方森林組合、花巻森林組合、沢内村森林組合などの森林組合、林業・木材産業、林業土木などに関係する会社、団体などあわせて約25名の出席がありました。

会議では、協会専務理事の挨拶の後、中野渡副所長から、近年、一般の者の林道利用が増大しているが、林道の規格構造をよく知らないことや車の性能がよくなっていることもあって無理な運転が多い。
協会員には一般の者の模範となるよう、また、一般への指導啓発に協力いただくようお願いする、との挨拶があり、また、佐藤署長より開かれた国有林という方針のもとに体験林業の場などとして市民に国有林を広く提供していることなどから林道における交通事故防止がますます重要となっている、との挨拶がなされました。
続いて水沢警察署の佐々木課長から挨拶ののちに交通機動隊員としての活躍の体験を踏まえた交通安全講話がなされました。 なかでも、警察でも署員に対して林道では前照灯を点灯して走るよう指導している、また、昨年より県警の重点施策の一つに早めの点灯の励行があるが、特に林道などカーブの連続する山道、峠道ではライト点灯が事故防止に有効であるとして、林道の昼間ライト点灯の効果、必要性を図解しながら説明いただきました。
次いで、野宮青森支所長ほかから林道交通事故の実態と事故対策、林道昼間ライト点灯運動の推進などについて説明が行われ、続いて最近の林道での交通事故事例を踏まえた林道での安全運転に関する注意点や、「林道交通安全なくして企業の反映なし」として企業における従業員への林道交通安全指導の徹底について意見交換がなされました。

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