林道交通安全情報

林道では毎年多くの交通事故が発生しています。その実態をご紹介します。
林道交通事故の実態を知って、事故のない安全運転に努めてください。

林道での交通事故発生件数の推移

表1は、平成14年度~令和元年度の林道での交通事故発生件数です。
発生件数は、平成6年度の229件をピークに、平成24年度~平成26年度の3年間を除き、全体としておおむね減少傾向で推移してきましたが、令和元年度になって平成20年度頃の水準に戻りました。

表1 年度別 林道交通事故件数

(単位 : 件数)

年度 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
国有林林道 20 19 14 25 11 15 16 15 15 18 17 16 17 9 7 12 10 17
民有林林道 113 135 91 77 101 76 81 79 54 44 87 94 88 53 63 67 56 77
合計 133 154 105 102 112 91 97 94 69 62 104 110 105 62 70 79 66 94

林道交通事故での死傷者数及び致死率

表2は、平成30年度と令和元年度の林道交通事故における死傷者数を示したものです。
死亡者数を見ると、令和元年度は前年度から7人増加し、12人となっています。
死傷者数全体をみると、令和元年度は前年度から倍以上増加しました。
表2-1は林道と一般道の致死率ですが、林道が一般道に比べて極めて高いことが分かります。

表2 林道交通事故での死傷者数

(単位 : 人)

  平成30年度 令和元年度
国有林林道 民有林林道 合計 対前年比 国有林林道 民有林林道 合計 対前年比
死亡 0 5 5 -8 3 9 12 7
重傷 0 3 3 0 9 9 18 15
軽傷 0 11 11 -4 2 9 11 0
合計 0 19 19 -12 14 27 41 22

表2-1 林道交通事故での致死率

区分 平成30年度 令和元年度
林道 26.32 29.27
一般道 0.67 0.69

事故の林道利用目的別内訳

表3は、平成30年度と令和元年度に発生した事故の林道利用目的別件数を示したものです。
平成30年度、令和元年度とともに、全体としてレクリエーション目的やその他日常の生活道路として林道を利用した方が起こした事故が、約9割と高い割合となっています。

表3 事故の林道利用目的別件数

(単位 : 件、%)

  平成30年度 令和元年度
国有林林道 民有林林道 合計 構成比 国有林林道 民有林林道 合計 構成比
林業関係 6 6 12 18 6 2 8 9
レクリエーション関係 1 8 9 14 4 17 21 22
その他 3 42 45 68 7 58 65 69
合計 10 56 66 100 17 77 94 100

林道交通事故の原因別件数

表4は、平成30年度と令和元年度の林道交通事故の原因別件数を示したものです。
令和元年度は、①ハンドル操作の誤り、②落石、③スピードの出し過ぎ、④ブレーキ操作の誤り、⑤前・後方不注意 の順番でした。

表4 林道交通事故の原因別件数

(単位 : 件、%)

  平成30年度 令和元年度
国有林林道 民有林林道 合計 構成比 国有林林道 民有林林道 合計 構成比
スピードの出し過ぎ 0 5 5 8 0 7 7 8
ハンドル操作の誤り 0 12 12 18 6 13 19 20
ブレーキ操作の誤り 0 0 0 0 0 6 6 7
前・後方不注意
0 4 4 6 1 4 5 5
わき見運転 0 3 3 5 0 3 3 3
気象関連(風雨等) 0 1 1 1 0 2 2 2
落     石 2 12 14 21 2 16 18 19
路肩決壊 0 3 3 5 0 4 4 4
その他 8 16 24 36 8 22 30 32
合計 10 56 66 100 17 77 94 100
ページの先頭へ戻る