当協会について

林道安全協会は、林道等の通行の安全を確保するための指導、管理、普及等を行うことにより、林道等の利用者の交通災害の防止に資するとともに、地域産業の発展に寄与することを目的として昭和51年に設立された社団法人です。

林道は、林業や木材産業に従事する人々の仕事のための重要な道であるばかりでなく、農山村地域に暮らす人々の生活道路として、あるいは、緑を求める都会の人々の森とのふれあいの道として、現代社会のなかで大変重要な役割を果たしています。
このように農山村に暮らし、働くみなさんにとっても、都会に暮らす方々にとっても欠くことのできない林道は、現在、日本全国で13万7000キロメートルも延びていて、その距離は国道・都道府県道など一般の道路の延長距離の約1割にも達していていますが、林道にはさまざまな面で一般公道とは違った交通安全上の特性があり、事故が絶えることがありません。こうしたことから、いまやその通行の安全の確保と快適な利用は、非常に重要な課題となっています。

林道安全協会は、林道を直接あるいは間接的に利用する者・団体をもって組織する公益法人として、地域の交通関係諸団体と緊密に連携しながら、安全標識の設置など林道の適正な安全管理、通行者に対する安全指導及び安全思想の普及啓発、万一事故が発生した場合の円滑な被災補償などの業務を行うなど、林道利用者の事故の未然防止と事故発生の場合の円滑な被害者救済に取り組み、地域の振興と福祉の向上に寄与しています。

林道安全協会の事業

林道安全協会では、協会の目的を達成するために次の事業を行っています。

  • 安全標識の設置その他安全管理に関すること
  • 通行者に対する愛林思想の普及及び指導に関すること
  • 通行者の損害賠償に関すること
  • 安全思想の啓蒙宣伝及び出版物の刊行に関すること
  • その他、林道安全協会の目的を達成するために必要な事業

協会の会員

林道安全協会は、普通会員と賛助会員で構成されています。

普通会員

次に掲げる事業その他の事業を行う者で、林道等を利用する者。

  • 木材その他の林産物の伐採または搬出に関する事業
  • 造林に関する事業
  • 林道または治山に関する事業
  • 土石または砂利の採集に関する事業
  • 調査に関する事業
  • 路線バスの運行または貨物の運送に関する事業

賛助会員

林道安全協会の目的に賛同して加入した者。
賛助会員には、林道を直接利用して生業を営む上記普通会員等で組織している地方団体、中央団体、地域住民の日常の生活・産業活動・観光レクリエーション等で一般の方々の林道利用が比較的多い市町村、電力会社、通信会社等の企業、関係団体など、本協会の交通安全活動に賛同する多数の団体、会社、個人のみなさまにご加入いただいています。

組織図

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